【ゼンゼロ】『プロキシ』『パエトーン』について解説と疑問点・考察の纏め
ゼンレスゾーンゼロで何度も出て来る用語『プロキシ』、そして主人公たちが呼ばれる『パエトーン』という存在について解説します。
ゲーム中どっちでも呼ばれます。何となくでわかっていはいるけど、どうせだったらちゃんと落とし込んでゲームを楽しみたいですよね。没入感にも影響してきます。
違いを分かっていないと、場面の重要性だったり、主人公たちの状況がわかりづらかったりするので、是非とも理解しておきましょう。
間違った点などございましたら遠慮なくコメントくださいな
前提知識『ホロウ』について

※プロキシやパエトーンが何なのか説明する前に、絶対に必要な前提知識として「ホロウ」のことを知っている必要があります。知っている方は読み飛ばしてください。
『ホロウ』とは、このゲームの舞台となっている世界に突如出現し、世界を終末化した黒い球体のことです。
ホロウはこの世界の重要な部分をあちこち飲み込んでいるので、いろいろな理由でこのホロウ内を行き来する人たちがいます。
ホロウ内は混沌とした異空間となっており、効率の良い移動及び脱出が困難な空間となっています。
「エーテリアス」という、人に危害を加える敵性生命体がいることに加え、ホロウ内に「エーテル敵性」が無い人が入るとエーテリアスになってしまう危険があることから、一般的にホロウ内に許可なく入ることは禁止されています。
ホロウの外からも中からもお互いに連絡を取り合うことが出来ないことも理由の一つであり、迷い込んでしまうと捜索が困難になります。
・「ホロウ」とは、世界を終末化させた危険な黒い球体 ・ホロウ内は混沌とした異空間となっており、脱出が困難 ・ホロウ内は敵性生命体がいる上に、耐性が無いとエーテリアス化する ・ホロウ内には許可なく入ることは違法 ・ホロウ内外から連絡を取り合うことはできない。 |
プロキシについて

簡単に言うと | 『ホロウ』の大量のデータを持ち、ホロウに精通しており、ホロウの構造・変化パターンを算出できる人のこと |
プロキシの役割 | ホロウに入っている人が安全に移動・脱出できるようにすること |
プロキシ立ち位置 | 基本的に直接ホロウ内に入ることは無い。外で活動する事務捜査員 |
プロキシが用意する物 | 「キャロット」というホロウの変化パターンのデータから算出した、期限付きの脱出ルートの地図を用意する。「キャロット(地図データ)」をボンプに読み込ませることで、ボンプに案内をしてもらいながら移動することが可能 |
プロキシとはホロウに精通しており、ホロウに入る人達を案内することを仕事としている人たちのことです。
メインはホロウの変化パターンを把握して、脱出ルートがわかる地図を作製することだが、ホロウで活動できるようサポートまでする認識です。
ホロウの内部は混沌としており、マップを把握するにはホロウの膨大なデータと高度な演算処理が必要とされるため、かなり専門的に設備と技術が必要となります。
なので、プロキシはフォローに徹して、基本的にホロウに入ることはなく、キャロットというマップを作製してサポートすることになります。
キャロットはデータ化してチップに書き込み、小型知能機械の「ボンプ」に読み込ませることが可能です。
そのデータを読み込んだボンプをホロウに同行させ、ボンプに案内してもらうのが主流となっています。
データを読み取って自分で歩き回ってくれるから、道案内として利便性が高くなるのでしょう。
プロシキは公的機関ではない
「違法ホロウ事務捜査員」のことを通称「プロキシ」と呼んでいます。
無許可でホロウに入ることも、恐らくデータを集めることも、案内することも違法です。なので、「プロキシ」という存在も違法となっています。
しかし、ホロウはあの世界で生活するにあたって無視できない存在です。意図せず巻き込まれることもあれば、正式な仕事でも、個人的な用事でもホロウに入る必要があることもあります。
様々な理由でホロウに入る必要はあるのに、一般的にホロウは入ることもできないし、出ることも困難です。
そんな時に必要になるのがプロキシなのです。公的機関がダメでも、プロキシならホロウで行動する出助けをしてくれます。
この世界でプロキシはグレーな存在ですが、確実に必要な存在でもあるのです。
インターノットを活用している

プロキシへの依頼は主に「インターノット」という、ホロウの話しを中心としている掲示板で行われます。現実にもよくある匿名で交流するSNSや2chみたいなものだと考えていいです。それがよりアングラ化した感じです。
もちろんインターノットは公的機関が公認しいているサービスではありません。なので個人、言ってしまうとフリーランスに仕事を依頼するような形になります。
そうなってくると、依頼には「信用」であってたり、ステータスが必要となってきます。
その為、この掲示板にはプロキシやホロウレイダーにとって特別な仕様があり、活動することでアカウントのレベルを上げることが可能です。
そのアカウントレベルの高さが信用度に直結しており、レベルが高いほど受ける依頼の幅が広まります。質の良い依頼を受けるにはインターノットレベルが必要となるのです。
ここではキャロットの作り方や、ホロウの構造の話しなど、グレーな話題や情報が結構オープンに飛び交っています。
運営らしき人からもプロキシ達に向けての注意喚起などをしていたりして、「プロキシ達の為のサービス」のような雰囲気があります。
今後の展開でインターノットについてはより深堀されていく可能性は高いでしょう。
パエトーンについて

パエトーンとは
まず、パエトーンとは通り名であり、高い評価・依頼達成率から伝説となった凄腕のプロキシです。
その凄腕プロキシ達が主人公兄妹である「アキラ」と「リン」にあたります。兄妹二人でパエトーンです。
ゲームの序章で相手を出し抜き仲間を救う為、やむを得ずアカウントを破棄することになってしまい、インターノット上から姿を消すことになってしまいます。
そこから、プレイヤー自身が一からまた名声を集める。というのがゲームの流れです。
パエトーンの凄さ

パエトーンの二人は高い能力をもっていますが、それだけでなく、パエトーンのみが扱える独自の技術があります。
それが「Hollow,deepdive,System(ホロウ内深度潜航装置)」通称「H.D.D.システム」です。
このシステムを用いることで、ホロウ内にいる「ボンプ」と感覚を共有させ、ホロウ内部とのリアルタイム通信を可能にしています。
この技術は一般的に普及している技術でもなく、最高峰の技術を持っているとされている「治安局」や「調査協会」などの公的機関であっても、ホロウ内の人とリアルタイム通信は行えません。
ホロウ内でとても重要となる技術と能力を持った唯一の存在なのがパエトーンなのです。
このHDDシステムを利用できる設備はお店の中にあり、店の中から通信してホロウの中を案内する方法をとっています。(郊外に行った際は設備を車に積んで移動している)
パエトーン独自の技術

HDDシステムはパエトーンの二人が開発した技術ではなく、とある人物からイアスを含めたボンプと共に受け継いだシステムです。
システムを使う際はイアスと同調します。恐らくですがイアスも特別製のボンプのようです。
明言されてはいませんが、このシステムは特別な体質を持つパエトーンの兄妹二人しか使用することはできないと思われます。
HDD起動時にもわかる通り、目が人工物のように発光していることから、二人の身体にはインプラント技術が施されているとがわかります。
その目にはいろいろな電子機器に接続する機能が備わっているとのこと。
開発者のこと、兄弟との関係、に関しては本編で少しだけ明かされていますが、兄弟の身体について詳しくはまだ明かされていません。
5章でも兄妹がかなりの特異体質であることがわかる模写があったので、今後二人の体質は深堀されていくと考えられます。
パエトーンとは、ネットで伝説となっている凄腕のプロキシである |
主人公の「アキラ」と「リン」二人でパエトーンである |
ゲームで序盤でパエトーンのアカウントが破棄することになる |
パエトーンのみが使える超技術「H.D.D.システム」であり、これによりホロウ内とリアルタイム通信が行える |
HDDシステム・イアス(ボンプ達)は受け継いだもの |
パエトーンの二人は特異体質である可能性が高い |
※ネタばれあり注意
エーテル適正・インプラントについて

Ver1.6のメインストーリー「涙と過去を埋めて(上)」にて、パエトーン兄妹の目について言及されました。
アキラ・リンのインプラントは大脳に直結しており、複数の影響を及ばしているとのこと。そしてその性能は脳がどれほど負荷に耐えれるかに依存しているそうです。
その中でも最も大きな影響がエーテル適正の抑制ということがわかりました。

目のインプラントが大脳に直結していることから、リンクしているHDDシステムの影響が大きく、そのHDDシステムを使っている影響で、エーテル適正が下がっていたのです。
エーテル適正が低かったのではなく、HDDシステムの影響でエーテル耐性が落ちていたとうことです。
この事実が判明した後、HDDをアップグレードしたことによって、生身でのホロウ探索が可能となりました。
プロキシについての考察
公的機関のプロキシは?
私が個人的に思ったことであり、ほぼただの疑問になって申し訳ないのですが、非公認の存在がプロキシなのであれば、公的にキャロットを準備したり探索のサポートを行う人たちのことはなんというのでしょう?
「ホロウ調査協会公認のキャロット」って感じになるのでしょうか。
今から出て来るのか、それとももう出ているのか、ただ曖昧なのかはわかりませんが、知っている方がいたらコメントなどで教えて頂けると嬉しいです。
プロキシは必要悪?捕まらない?
プロキシは非公認で、関係を持たないよう、公式設定ファイル05「新エイリー都ガイド|ホロウ生存編」などでも注意喚起がされていたりします。
しかし、『第2章間章』で朱鳶に主人公たちがプロキシであることがバレた際、ショックを受け、連行する必要があるとも言いはしましたが、結局公務は執行されませんでした。
ほぼ警察みたいな立ち位置の朱鳶が見逃していいのか?という疑問が出てきます。一応報告はされて、処分決定待ち、って感じのようですが…
この展開にはネットでも同様に疑問を持った人が多かったようで、「結局プロキシの扱いってどうなん?」ってなっている人が多くいます。
バレそうになった時のリアクション的に、バレてしまえばもう活動は絶望的な感じなのはわかりますが、犯罪扱いはされていないように見えます。
ホロウ被害があまりにも身近な世界なので、問題が多すぎて行政だけでは対処が追い付かない為「プロキシは必要悪」みたいな風潮になっていると考察もされていたりします。
個人から民間企業まで普通にプロキシを利用していますし、TOPSの目論見的なモノがあるから、表向きだけでも一般人を遠ざけているだけ。という感じもあるかもしれません。
「直接的に悪いことをしていなければ特に大きな制裁はないけど、一応危ないから個人で関わらないでね。」
みたいな一般認識なのかもしれません。本編でもちゃんと自分のことを「グレー」って言ってますし、よろしくはないけど、
犯罪を犯している、って様子ではありません。
まぁこれからもバレそうになったり危険な状況になったりすると思うで、新しい展開や情報を楽しみにまっておきます♪

期間限定イベント「エルピス最強釣り師決定戦」の冒頭にて、「パエトーン」の処分について続報ありました。
そこそこ気になる話をまさかイベント出してくるなんて…他のイベントでもそうだけど期間限定で重要な話しすぎです(笑)
青衣
「「パエトーン」はプロキシとして、
ホロウにおける有害な活動に関与することなく
幾度も正義の執行に貢献した…よってころを不起訴とするものである。」
ということが決定したようです。知っている人が一部の人間であり、公ではありませんが公的機関に認められて活動することになっています。
まさかの「不起訴」です。やはりやっていることが悪と言うより、悪いやつか悪くないやつかであり、全員を管理下に置けないからとりあえず違法にしてるって感じかもしれませんね。
ただやはり、「プロキシ」としての活動で何かを得ることは許されないらしく、アカウントのお金分没収され、定期的に監視される状態になっています。
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